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zoom RSS 刑務所にも高齢化の波

<<   作成日時 : 2014/10/13 11:17   >>

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 塀の中の運動会もこれからは高齢者向けの競技が多くなるのかもしれません。

 罪を犯して刑務所に入る高齢者が増え続けている。
 富山刑務所(富山市西荒屋)の秋の恒例行事にも、高齢化の一端が垣間見えた。

 秋の青空が広がった8日。コンクリート塀に囲まれた富山刑務所のグラウンドで、運動会が開かれた。
 受刑者の健康増進を目的とする刑務所の一大行事だ。
 受刑者約390人のうち、病人などを除く316人が参加した。

 午前9時半、グラウンドに広がった受刑者が一斉に準備運動を始めた。みな白のTシャツ、短パン姿だ。

 若い受刑者がキビキビと手足を動かす一方、ゆっくりとした動作で屈伸をする白髪の受刑者も目立つ。
 約1割にあたる40人が65歳以上の高齢者という。

 運動会の種目は、リレーや玉入れなど七つ。まずは80メートル走だ。
 若い受刑者が猛然とダッシュし、息を切らせてゴールに飛び込む。

 次に始まったのは、ピンポン球をお玉に載せ、落とさないよう運ぶレース。60歳以上の受刑者が対象だ。

 出場者の最高齢、79歳の男性が小股で走り始め、ゆっくりとゴールした。

 この男性に話を聞いた。ある地方で農業を営んでいたが、農作業で使う軽トラックやトラクターの無免許運転を繰り返し、服役は6度目という。今回は、稲の苗をトラックで自宅から田んぼに運んだ際に摘発された。人に頼むと高い手間賃がかかるため、自分で運転してしまったという。「ここでは食事のカロリー管理もちゃんとしている。家にいるときよりいい」

 刑務所内で命じられている労働は、チラシを封筒に入れたり、洗濯ばさみを作ったりと比較的軽いものを担当している。「農作業より楽だ」と話す。「出所したら、自宅近くの畑でナス、トマトを栽培したい。そこなら車を運転する必要がない」。そう語ると、グラウンドに戻っていった。

 日ごろ所内の工場で黙々と作業をする受刑者にとって、運動会は気分転換の機会でもある。
 ジュースやポテトチップスが配られ、グラウンドの受刑者の表情もリラックスしている。
 ペットボトルを打ち鳴らし、拍子をとって出場選手に声援を送る受刑者もいた。

 運動会は、開始から1時間40分後の午前11時10分に終了。歓声が響いたグラウンドに、静寂が戻った。

■出所後の住居確保が課題

 全国の刑務所に入る65歳以上の高齢者は年々増えている。
 新たな入所者のうち高齢者が占める割合は、1992年には1・7%だったが、2012年には8・8%に上昇した。

 富山刑務所では、「出所後の生活の安定が再犯防止に不可欠」として、出所後に帰るあてのない高齢受刑者については、外部の関係機関と事前に調整して住居の確保などに努めている。

 ただ、そうした支援を「放っておいてほしい」などと拒んだまま出所する人も少ないながら存在し、再犯を防ぐうえで課題となっているという。

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