高齢者のサポート拠点が開所

高齢者のサポート拠点が開所

2012年01月28日



●いわき市内に双葉町が初開設


 仮設住宅に住むお年寄りが集まったり、生活相談をしたりできる双葉町の高齢者サポートセンター「ひだまり」が27日、いわき市内に完成した。


 同町のサポートセンターの開所は初めて。冬場、仮設にこもりがちとなるお年寄りが気軽に集まれる場所が出来たとあって、この日の開所式には37人が集まった。


 「ひだまり」は、介護や福祉に関する相談や茶話会、食事の提供などを予定している。市社会福祉協議会のスタッフ5人が運営を担当する。開所式の後、集まったお年寄りたちはスタッフのギター演奏に合わせ、「丘を越えて」などを歌った。


 参加した高野睦子さん(78)は昨年11月、仮設住宅に来たばかり。民間アパートの「みなし仮設住宅」に住んでいたが、周囲に知人がおらず不安が募り、引っ越したという。「双葉町の人たちと久々に心が通じ合った感じがした。大声で歌い、気分もすっきりです」


 県高齢福祉課によると、サポートセンターは被災した12市町村が仮設住宅の敷地を中心に、県内16カ所に設置している。双葉町は仮設の整備が進まず、サポートセンターの設置が遅れていた。(須藤龍也)

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